予防するには?
●患者のふん便や吐ぶつには大量のウイルスが排出されるので、
(1) 調理・食事の前やトイレの後などには、必ず充分に流水・石けんで手を
洗ってからおこなってください。
(2) 下痢やおう吐等の症状がある方は、食品を直接取り扱う作業を
しないようにしましょう。
(3) 胃腸炎患者に接する方は、患者のふん便や吐ぶつを適切に処理し、
感染を広げないようにしましょう。ふき取りの際に飛沫(ひまつ)が発生しま
すので、マスク、手袋をして、無防備な方々は絶対に近づけないでください。
ノロウイルスは塩素系の消毒剤(商品名:ピューラックス、ミルトンなど)や家庭用漂白剤(商品名:ハイター、ブリーチなど)でなければ効果的な消毒はできません。取り扱いには注意が必要です。
おう吐物や下痢便などで汚れた衣類は大きな感染源です。そのまま洗濯機で他の衣類と一緒に洗うと、洗濯槽内にノロウイルスが付着するだけではなく、他の衣類にもウイルスが付着してしまいます。
●特に子どもやお年寄りなどの抵抗力の弱い方は、加熱が必要な食品は中心部までしっかり加熱して食べましょう。
また、調理器具等は使用後に洗浄、殺菌しましょう。 (次亜塩素酸系消毒剤を使って、手指等の体の消毒をすることは絶対にやめてください。)
詳しくは、厚生労働省HP「ノロウイルスに関するQ&A」をご覧ください。
http://www.mhlw.go.jp/topics/syokuchu/kanren/yobou/dl/040204-1.pdf
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